| 最終更新日: 02/12/2017

Dreamweaver効率的サイトデザイン術 追加情報05

Dreamweaver効率的サイトデザイン術

Google AJAX Libraries APIでJavaScriptライブラリを使う

jQueryなどのJavaScriptライブラリを使うと、Webページにさまざまな効果を追加できます。JavaScriptライブラリを使うには、通常、各自で本体のプログラムをダウンロードして、各自でWebサーバーにアップロードしなければなりません。この作業はけっこう面倒です。こんなとき、「Google AJAX Libraries API」を使うと、この面倒な手間を省略できます。

■Google AJAX Libraries APIとは

Google AJAX Libraries APIはJavaScriptライブラリを提供するサービスで、GoogleのWebサーバーから直接読み込んで利用します。
jQueryだけでなく、「Prototype」「script.aculo.us」「MooTools」「Dojo」などの主要なJavaScriptライブラリにも対応しています。マイナーバージョンアップも自動的に行われるので、ユーザーはいつでも最新版のJavaScriptライブラリを使うことができます。

■設定法

まず、Google AJAX Libraries APIのWebサイトにアクセスし、このサービスを使いたいWebサイトのアドレスを登録してGoogle APIキーを取得します。

http://code.google.com/intl/ja/apis/libraries/

次に、それぞれのJavaScriptライブラリを呼び出すコードを記述します。たとえば、取得したAPIキーが「AKIR」の場合には次のように記述します。

<script type="text/javascript" src="https://www.google.com/jsapi?key=AKIR" >
</script>
<script language="Javascript" type="text/javascript">
google.load("jquery", "1.4.4");
</script>

フルパスで指定することもできますが、google.load()で指定するとバージョン番号にワイルドカードを使えるので、特定のバージョンのJavaScriptライブラリのみ対応させたいときに便利です。
google.load("jquery", "1");のようにバージョンを省略した場合は、最新バージョンが自動的に読み込まれるようになります。